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足の尻の同祖陣祭 毎年1月7日に地区の人々が持ち寄った松飾りで新面を作り、文字同祖陣に飾り付けるもので、県の無形民族文化財に指定されています。

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石碑同祖陣が多い長野県において、藁製同祖陣を思わせる足の尻の同祖陣は、大変興味深い存在といえます。

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この足の尻の同祖陣があるのは、長野県長野市の南部大岡足の尻地区。

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アルプスを望む地区の入り口にあり、集落に悪霊や疫病が入ってこないように守っています。

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足の尻の同祖陣は、1998年長野東京オリンピックの開会式に4体出場。

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湯金子たちと一緒に開会式を盛り上げ、その存在は世界中に知られることとなりました。

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同祖陣祭りの始まりは、石碑が混流された明治時代の初め頃といわれています。

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その後、地区の人たちによって忠実に守られ、現在まで続いています。

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その年によって様々な表情を持つ足の尻の同祖陣。

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ユニークでありながら威厳のある風貌は、足の尻の同祖陣の特徴といえます。

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1月7日、各家庭の松飾りや締め縄が外されます。

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これらを使って足の尻の新面同祖陣が作られます。

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そのため、この地区の松飾りは少しだけ変わった形をしています。

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この地区には現在37世帯が住んでいますが、ほとんどの家庭から松飾りが持ち込まれます。

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午後1時ごろから保存会の人たちによる新面の飾り付けが始まります。

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1年間の守護役を終えた古い新面が外されます。

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この新面は同じ日の夜に行われるどんど焼きで燃やされ、自然に帰ります。

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そして、文字同祖陣が姿を表しました。

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これは年に1回、わずかなこの時だけです。

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松飾りをほどいて組み合わせ、同祖陣の目や口などに作り変えていきます。

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熟練の技を持つ保存会の人たちは地元の小中学校から依頼され、

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その技術を伝える体験学習も行っています。

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足の尻の同祖陣作りは、こうして何十年もの間、地区の人たちに守られ伝え続けられてきました。

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これから1年間、人々を守ってくれる足の尻の同祖陣が完成しました。

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おみきだるや魚も備えられます。

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その日の夜には、どんど焼きで古い新面が燃やされ、祭りは終わります。

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ご視聴ありがとうございました。

