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長野市若穂渡内。歴史の街、松城・須坂をつなぐ街道筋に発展した地区で、

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市街地や高速道路のインターチェンジに近い利便性から、近年、住宅建設や工業団地としての開発が進んでいます。

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しかし明治大正期の面影を残す民家や四季折々の行事、伝統的手法の農作業など、歴史ある風情が色濃く残り、

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新旧の文化が整然と同居する新しい里山の姿がそこにあります。

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ぬるゆくは竹間川の旧河道で、現在は竹間川の荒廃湿地にあたり、かつては底なしと言われるほどの湿田でした。

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稲作には苦労する湿田ですが、蓮根の栽培には都合が良く、江戸時代の終わり頃から盛んに栽培されるようになりました。

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最盛期の昭和5年、1930年頃には、ぬるゆを中心に40ヘクタールから50ヘクタールくらいの栽培面積があったと言います。

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しかし戦後、田畑の高地整理や統計者の減少などで、現在栽培者は10人弱、栽培面積も3ヘクタールほどになってしまっています。

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四季折々には、区内の人々の多くが参加する伝統的な祭りが開催されます。

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8月、1週間にわたり行われる天皇卸。天皇卸は、およそ300年の歴史を持つ地区一番の大きな祭りです。

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10月の白ひげ大明神礼祭は、標高1293メートルの明徳山山頂近くまで、若穂地区の各区の区長が住民を代表して上り、

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祭ります。

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途中、がればやロープを伝って登る場所など危険な箇所もあります。

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御神体の白ひげ大明神は、その昔、この地が大間罰ににまわれたとき、雨漕いのため祀られたものと言い伝えられています。

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伝統と革新、新旧の文化と産業が根前一体となった長野市若穂渡内ぬる湯。都市部に隣接する里山の姿がここにあります。

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御神体の白ひげ大明神は、その昔、この地が大間罰ににまわれたとき、雨漕いのため祀られたものと言い伝えられています。

